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・田園に死す　寺山修二

寺山修司青春歌集 (角川文庫)

　寺山修二は短歌が一番良い　
　故郷や出自に対するコンプレクスで成り立っている
　けれど言葉のセンスは非常に刺さってくる

　我が撃ちし　鳥は拾わで　帰るなり　もはや飛ばぬものは妬まぬ

・人間失格　太宰治

人間失格 (新潮文庫)

　抉りすぎなんじゃないだろうか
　読んでいて具合が悪くなった
　
　普段　心の奥に凝っているもの　もやもやした　言葉に出来ず　またしてはいけないもの　
　こうまで　恥ずかしいほど書いてしまう
　
どうやらコンプレックスとか行きづらさにまみれた、スマートとは言いがたい方の作品が好きな様　どうなのよそれ